36歳の誕生日の誓い

今日は36歳の誕生日です。沢山のお祝いのメッセージありがとうございました。まだメッセージが届いていない方もおりますが、そんなことで今後の付き合い方を変えるような小さな人間ではありませんので、ご安心ください。


この一年は、母親が倒れ、転職をし、子供が生まれるというなかなか忙しい生活を送ってきましたが、父親になったということもあり自分の親父について書こうと思います。


僕の親父は高校を出て大手の製鉄会社で定年まで勤め上げました。僕は親父が歳をとってから生まれた子供なので、たいそう甘やかされて育ったのですが、昭和の親父ならではの頑固さを持った親父でした。

いま僕は36歳になったにもかかわらず、「あれもやりたい」「こんなのは嫌だ」…みたいに、まだまだ自らの欲求を抑えることができないのですが、親父はどんなことを考えて働いてたんだろうって最近よく思います。

裕福とは言えない家だったので、大学をあきらめ、生活のために仕事を選び、弟たちも同じ会社に入れ、ひたすら働き続けていたように考えていたのですが、どうだったのかな?

僕が17歳の時に親父は亡くなったので、酒を飲みながら男同士の会話をしたという経験はありません。唯一の心残りはそんな話ができなかったことです。いつかあの世で聞いてみたいですな。



日本が高度成長し、社会全体が右肩上がりの時代だったときには考えなくても良かったような問題を考えなければならないのが、これから働く上で求められることなのかなと自分なりには解釈しています。

マズローの五段階欲求説ではないけれど、高次の欲求を満たす働き方をし続けたいものです。そのためには日々の自己研鑽を怠らない。これを36歳の誓いにします。

また、一つ歳をとりました。社会はますます厳しくなりますが、自分を信じて頑張ります!