メール誤送信防止ソリューション 移行完了

おはようございます。最近少しblogの更新をサボっておりました。申し訳ございません。毎週水曜日を更新日と決めていたのですが、飲み会が続くとダメですね・・・はい、いいわけです。すみません。

 

さて、表記の通りですが、昨日メール誤送信防止ソリューションの移行が完了しました。今回当社が導入したのは、HDE社のメールサービスです。Google Appsとの親和性が高く、いくつか検討をした結果、導入を決定いたしました。

 

SEの方であればどなたも経験があると思うのですが、やはり本番移行は緊張します。今回の移行作業としては以下の4工程となります。

  1. 送信ゲートウェイをpostiniからHDEメールサービスに向ける
  2. 受信ゲートウェイにHDEメールサービスを追加する
  3. MXレコードをHDEメールサービスに変更する
  4. 受信ゲートウェイのpostini分を削除する

このうち最も緊張するのが3番めのMXレコードの切り替えです。当社の場合は、DNSの管理を外部管理会社に委託しているので、間違ってお伝えなどした際にはまたメールが止まってしまう・・・などと最悪の事態を想定してしまいます。

 

1と2はGoogle Appsの管理者画面からあっさりと完了しました。3のMXレコード切り替えは、昨日設定を反映し、TTLの関係上順次切り替わっているところです。本日朝の段階では、切り替えが完了しているようですね。

 

さて、今回も改めてメールの仕組みについて学びましたが、メールは奥が深いですね。知っているようで知らないのがEnvelopeFromやEnvelopeToの話。エラーメールが発生した際のReturn-PathにはEnvelopeFromが使われるのですね。Fromの場合は簡単に詐称ができることと、メーリングリストの場合は、メールループを起こす可能性があるからとのこです。

(詳しくはリンク先のアットマークITのサイトをご覧ください)

 

やっぱりメールは奥が深いですね。難しいことをシンプルに実現し、これだけ広く使われているメールという技術に頭が下がりました。