原則と価値観の話

昨日は前職の同僚が会社に遊びに来てくれました。美味しいランチに舌鼓を打ちながら、話に花が咲きました。

自分を育ててくれた環境に感謝しつつ、今の環境で最大限の力を発揮することが恩返しだと思っています。


沢山の話をしている中で感じたのが、判断や決断を下すことが仕事においては難しく、大変重要だということです。数学のようにロジカルに答えが導き出せるものであれば容易いのですが、0,1で判断できないことを決めるのが仕事の価値だと思っています。

僕が難しい判断をする時に意識しているのが、原則と価値観を意識することです。原則はみんなにとって最適な解、価値観は自己満足の解だと捉えています。

そんな原則と価値観について考えてみたいと思います。

理想

原則に近しい判断を下すためにはどうすべきか。

手段

多様な価値観で判断する

人間誰しも自分を正しいと思いがちです。そんな時、色々な目を加えることが原則に近づく助けになると考えます。
年齢、バックグラウンド、ジェンダー等々、自分となるべく違う人に協力してもらいましょう。

何に焦点を当てる

何が問題なのか、何を判断するのか、何を決めるのか・あるいは決めないのか…
「何」を意識することが大切です。最もいけないのが「誰」に注視すること。「誰」が頭をよぎると、判断を誤ります。

途中で目的に立ち戻る

なぜ、何のために今があるのかをときどき振り返ります。特に判断すべき事象がでかいと徐々に当初の目的を見失うものです。スタートとゴールを意識し、道が逸れていないか振り返りましょう。

自分の価値観を捨てる努力をする

最後の判断を下すのが自分という時ですが、価値観は捨てる努力が必要です
努力しないと易きに流れて間違います。自分が正しいと錯覚します。原則を常に意識し、価値観は捨て去りましょう。

まとめ

原則とはいえ、不変なものではないと考えます。時代、状況、相手との関係…で常に変わり続けるものです。原則を意識するためには自分も変化し続ける覚悟が必要かもしれません。