恩師の話

先生ってなかなか尊敬すべき人はいないかもしれないけど、恩師と呼べる方に出会うことはあると思います。

 
僕の人生で恩師は二人いますが、今回は高校時代の恩師の話をします。
 
 
野球部に所属していた監督に当たる方が僕の恩師です。たった一年で転任されましたが、今の自分があるのはその方のおかげだと思っています。
 
高校時代の会話は、「はい」か、だまるかしか選択肢がなかったけど、それぐらい威厳もあり、反論の余地がないほどリスペクトしていたのかもしれません。
 
そんな恩師が母親のお見舞いにきてくれました。母が入院して一年半後のことでした。素直に嬉しかったです。
 
 
僕が結婚した時、愛媛の片田舎までその恩師はお祝いにきてくれました。松山空港から電車で一時間、さらに車で40分もかかる田舎です。
 
その時にうちの母親がもてなしたことが嬉しかったらしく、ずっと気にかけてくれていたのかもしれません。
 
 
人間っていい時はみんないい顔をするけど、困った時にどれだけ助けてあげられるかが本当の価値だと思います。弱い人の気をかけることができる人が本当に優しい人だと思います。
 
 
そういう意味で、母のお見舞いは本当に嬉しかった。高校を卒業して約18年が経ちますが、まだまだ恩師から教わっています。