本質を学ぼう

前回のブログで沢山書く!と宣言をしておきながら、早くも京都出張の日を迎えております…有言不実行はかっこ悪いですね。さて、気を取り直してブログ書きます!

最近の業務を振り返ると、総務関連よりも人事・労務関連の仕事を中心に行っております。前職でも人事・労務の経験はあったのですが、今回は規程全般を見直すということを通じてもう一度一から勉強をしているところです。そんな中で気づいたことをまとめます。

知ったかぶりの怖さ

前職では実務を通じて学ぶことが多かったので、なんとなくいろんなことを理解しているつもりでいました。ところが今一度見返してみると、わかっているつもりだったことや間違って理解していたことが多いことに怖くなりました。
これまでがたまたま上手くいっていた(うまくいっていないことを気づいていなかった?)だけで、ちょっと踏み外したら危なかったなと。実務を通じて学ぶことは大切ですが、それだけではいけないなと改めて感じました。

常に世界は変化しているということ

当たり前なのですが、常に世界は変化しています。法令も変わりますので、過去の知識・経験では間違った判断を下すことがあります。4月からは高年齢者雇用安定法や労働契約法も改正されます。特に無期雇用転換権は使用者、労働者にとって大きな改正かと思います。また、労働者派遣法も昨年10月に改正されています。
管理部門は知らなかったでは済まされない責任を追っています。当たり前ですが、法律で決まっていることは順守しなければいけません。アンテナを広く張って情報をキャッチし、会社としてどうするのが最善かを早期に判断し、経営者に提案するのが望ましいでしょう。

本質を学ぼう

これまた当たり前ですが、本質を学ぶことが大切です。新卒で入社した会社の上司に言われた「本は必ず難しい本を読め」という言葉はいまでも覚えています。簡単な本は本質をぼかして書いているので、一見理解しやすいですが、誤った知識を得る可能性があるという教えです。
管理部門にとって本質を学ぶ最もよい文書は法律です。長いし、表現は難しいし、よくわからないけど、一番正しいのは法律です。慣れてくるとロジカルにまとめられているような気もします。(日本の偉い人たちが考えているので、ロジカルなのは当然ですね。)一見難解でも本質を学ぶことが一番の近道かもしれません。

今回も当たり前のことばかりを書いたのですが、なかなか出来ないのが人間というものですね。書いたからには有言実行で頑張ります!