大道をみる~政治家に学ぶ~

普段は政治よりも経済に興味があるのですが、さすがに今回の衆議院選挙は注目しました。個人的には野田さんのファンだっただけに、民主党の惨敗は残念でした。野田さんとは同じ中学校ということもありまして、親近感が湧いていたのです。
野田さんが解散を決めた日の国会での発言は心にぐっとくるものがありました。“学校の先生からの通信簿で「野田くんはくそがつくほどの真面目だ」という評価を親父がとても喜んでくれた”というフレーズ。過去の議員が先送りしてきた増税に区切りをつけ、次の選挙戦が厳しいとわかっていながらも解散せざるを得なくなった悔しい思い。その思いを含有する声と表情は、真剣に仕事をしている人間の気迫を感じました。

普段働いていると前向きな仕事ばかりではなくてしんどいなって思うような仕事もあります。例えば、不具合の修正だったり、つまらないルーティン業務だったり・・・そんな時は大道を見ることです。
何のために今この仕事をしているのか、その先には何があるのかってことを考えていると目先の小さなことなんてなんとも思わなくなります。周囲にも流されなくなります。正しいことを信じて仕事が出来るようになります。
安倍さんにも二回目のチャンスが来ました。野田さんにも必ずくると信じつつ・・・

今日の一冊