総務的見地から考える社内活性化の施策

今日は我社の一風変わった制度についてお話をさせて頂きます。社名からもお察しの通りいろんなことが変わった会社なのですが、最近はTGIFのあとに LT 大会というものが開催されるようになりました。(TGIFとは2週間に一度開催される社内懇親会のことです)詳しくはこちらをご確認ください。

LTとはLightning talkの略なのですが、文字通り軽く発表をしましょう!という趣旨のもと開催される会です。発表者は事前にプレゼンテーション資料を作成しておき、持ち時間の5分を使って自分の選んだテーマの話をします。この LT大会 とっても良いと個人的には思っております。その理由は話をする人と聞く人の両者にメリットがあるからです。

  • 話をする人のメリット
    • 人前で話をすることで度胸がつく
    • 発表するからには責任があるので、その分野の勉強をすることでさらに詳しくなる
  • 話を聞く人のメリット
    • 自分の興味関心とは異なる話を聞くことで、知識教養の幅が広がる
    • 発表者の意外な一面(人となり)を知ることができる

さらに総務の立場で分析すると、この LT 大会が社内活性化の一助を担っていると確信しております。
総務であれば、「会社を盛り上げて欲しい」という経営からのオーダーを一度は受けたことがあると思うのですが、これがなかなか難しいのですね。社内活性化というのは売上・利益の業績面が影響するところは大きいのですが、新卒入社によるわかりやすい活性化や、よくわかんないけど最近楽しい!みたいな知らず知らずのうちに醸成される活性化もあります。

この知らず知らずのうちに盛り上げるというのが総務の力量によるのですね。7つの習慣的に言えば、信頼残高に値するもので、こつこつ地道な積み重ねが活性化につながるのです。

で、はてなの総務としては LT 大会のお陰で社内の雰囲気が良くなっていると感謝しております。しかも当社の場合は、エンジニアの方が自主的に始めたというのも素晴らしいなと思っております(自社自賛ですね)。
社員間のコミュニケーションが・・・なんていう話をよく聞きますが、風が吹けば桶屋が儲かる的な施策を考えるのも総務の腕の見せ所です。LT 大会やってみませんか?