『走ることについて語るときに僕の語ること』を読んで語ること

走ることについて語るときに僕の語ることを読みました。
何というか、走る人って同んなじようなことを考えるんだなぁと思ったので、村上春樹さんには失礼だとは承知で共感したことを記します。

はじめに

僕は村上春樹さんが好きでして、学生時代は片っ端から読みました。ハルキストというのはおこがましいのですが、今でも我が家には大事に並んでいます。(証拠をお見せします)
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(一番右は村上龍さんでしたw)

そんな自分ではありますが、村上春樹さんがランニング好きだとは知りませんでした。いつぞやの飲み会で、学生時代のバイトの先輩であるジョーさん(元プロボクサーだからジョーさんというあだ名です)がそんなことを言ってたなという記憶はあるのですが、偶然図書館でこの本が目に止まり借りたわけです。

なぜ走るのか

村上春樹さんが(走らない人から特に)よく聞かれることが『なぜ走るのか』という質問だと書いています。僕もしょっちゅう聞かれるのですが、最近は『足があるから』と答えます。僕からすると、走るチャンスがあるのに『なぜ走らないのか』がわからないのです。

かく言う自分もちゃんと走り出したのはこの2、3年です。昔は走るなんてあり得ないと思っていたので人のことを言えた口ではありません。ただ、継続的に走ることで生活の一部となり、走らないとムズムズするのです。僕にとっては、朝起きて顔を洗う、ご飯を食べたら歯磨きをする、夜は走って帰る、は同類項です。

走るとダイエットもできるし、お腹が空いてご飯は美味しいし、よく眠れるし、いいことばかりですよ。

走るときに何を考えているか

村上春樹さんは、あまり覚えていないと書いていますが、僕も同感です。昨日のことは全く覚えていません。

仕事のことや人生のことを考えていた記憶はあるのですが、明確に何かを考えながら走るわけではありません。ただ、不思議と仕事のひらめきが浮かんでくることはあります。

先日も走りながらミスに気づいたおかけで、事故を未然に防ぐことができました。頑張る自分に神様がひらめきというご褒美を与えてくれているのかもしれません。

走るのは辛くないか

これもよく聞かれますね。本の中で村上春樹さんが瀬古利彦さんに同様の質問をしたそうですが、瀬古さんですらしんどいそうです。ましてや自分如きはなおさらですね。安心しました。

では、『なぜしんどいのに走るのか』ですが、しんどいことをがんばった自分が好きになるというのと、走り終わった瞬間にしんどさを忘れているという2点だと思います。もうひとつありました。ビールがうまいこと!

基本的にランナーはみんな同じ思考のようです。

まとめ

走ることから一番学んでいることは、継続することの大切さです。何でもそうですが、コツコツやれば少しずつ上達します。管理部門で働く上で、コツコツする力は大切なスキルの一つだと思っていますので、走りを通じて研鑽したいと思います。最後に一番心に残った一文を引用します。

本当に価値あるものごとは往々にして、効率の悪い営為を通してしか獲得できないものなのだ。

お気に入りの2足

今週のお題が「好きなスニーカー」だったので、思わず筆をとりました。実際はiPhoneをとったのですがw

僕と大好きなニューバランスとの出会いは高校生の頃です。親のすねをかじって買ってもらったのは、スエード素材のM576。焦げ茶色のなんとも言えない味わいのある色がとってもお気に入りで、10年ぐらい履き続けました。その後もM576の薄いタバコ色(今は製造中止なのかな?)も買った(買ってもらった?)のですが、社会人になってからはしばらく買うことができませんでした。高いので…


しばらくの間欲しいなぁと思っていたスニーカーですが、増税前のお願いということで嫁の許可がおりました。買ってもらったのがこちらです。
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コンバースのワンスターやPATRICKにも浮気をしましたが、やっぱりニューバランスはいいですね。履き心地が最高です。心なしか足取りも軽やかになります。


ところで、履き心地といえば、こちらも最高ですよ。
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効率的に筋力への負荷をかけることができ、お値段もリーズナブル。材料は東急ハンズで購入できますので、興味のある方はお試しくださいー


今週のお題特別編「好きなスニーカー」

新人時代を振り返る

4月。新入社員やリクルートスーツに身を包んだ学生を目にします。なんだか眩しいですね。

自分は13年目の社会人生活がスタートしましたが、せっかくの4月なので新人時代を振り返って見たいと思います。

ひどかったこと

スキル

とにかく何もかもがわからなかったですね。プログラミング言語の一つもろくに使えない中、サーバーが何かもわからない中、ネットワークの基礎知識もない中、よく採用して頂いたものです。本当に会社に感謝しています。

意識の低さ

忘れられないエピソードは、本番リリースを翌日に控えた金曜日の夜、ベロベロに飲み過ぎて会社に泊まり土曜日の朝を迎えたことです。
上司も出社するため、最初からリリース作業は上司にお任せという意識でした。仕事が出来ないだけではなく、気持ちまでもが他人任せだったのです。情けないですね。

がんばっていたこと

早起き

そんな自分も会社の鍵を開けてコーヒーを入れるのは自分の仕事だと思っていました。仕事が出来ないので、せめて周りの助けになることはやろうと思っていました。

残業

やっぱり仕事が出来ないので時間で稼ぐしかありません。同期と一緒に晩御飯を食べてから仕事に戻った時間はとても良い思い出です。

寝る前の読書

当時馬場史郎さんという確か元IBMの業務系SEの方が書いた本を読みました。タイトルはSEを極める!(調べたら50の鉄則と続いていました)
その中に、酒に酔っても技術書を1ページ読んでから寝ることと書かれていたので実践していました。
SEを極める50の鉄則

今は新版も出ているようですw
新版 SEを極める50の鉄則 入門編

後悔していること

正直あまりない

新人時代は後先を考えずに頑張っていた記憶しかありません。目先の仕事に一所懸命取り組んでいたら月日が流れていました。
ライフハックにありがちな長期的な視点やキャリアパスの意識もなかったけど、ベースとなる筋力は身についたと思います。
残業嫌だな、なんて思ったことが無かったのは、仕事が楽しかったからですね。ハマると何でも楽しいものです。

これから

13年目となり、結婚し、子供が生まれ、親のこと等、否応にも時間的な制約があります。
とはいえ、世間的にはまだまだ青二才ですので、言い訳には出来ません。新人のみなさんの姿勢を見習い、がむしゃらに頑張りたいと思います!

「本気で生きる」以外に人生を楽しくする方法があるなら教えてくれ

「K」が入力できなくなりました

おはようございます。●iょうは早朝出社の日ですので、すでにオフィスにいます。ただ、●oまった●oとがありまして、「K」が入力できないのです。

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「か行」が「●+ローマ字」となります。(「」で●aこむとなぜ●a、入りょ●uで●iます。)「A」「S」「N」はなん●aい●aにいっ●aい失敗します。
たし●aに●iーボードの「K」が●iえているのですが、「K」をつ●aいすぎたのでしょう●a?
●oれでは●iょう一日仕事になりません。たす●eて●uださい。

エイプリルフール2014

最初の3年で仕事人生が決まっていない僕の事例

学生さんが社会に出る季節ということもあってトピック「最初の3年」が盛り上がっています。

最初の3年という切り口で考えると僕も少し変わったキャリアパスと言えるので、このトピックに一石を投じてみたいと思います。

社会人1年目〜3年目 業務系SE時代

概要

新卒で入社した会社には、Webアプリケーションエンジニアとして採用されました。技術力に評判のある会社で、優秀な上司や先輩たちから沢山のことを教えて頂きました。

学んだテクニカルスキル

  • Webアプリケーションの基礎知識
  • (当時の)ECサイトのバックオフィスの業務知識

社会人3年目〜5年目くらい 社内SE時代

概要

新卒の会社では3年強お世話になり、もう少しビジネスサイドのシステムに携わりたいと考え転職しました。社内SEがいない会社に初めての社内SEとして採用されたため、一人でなんでも挑戦できる反面、責任は全て自分という環境で働いていました。

学んだテクニカルスキル

  • 基幹システムの業務知識と会計知識
  • 社内SEに必要なインフラ関連の基礎知識

社会人5年目くらい〜11年目 総務時代

概要

社内SEとして入社をしたのですが、上場を目指すということで管理部門の人手が足りなくなりました。猫の手も借りたいという状況だったので、まずは総務からということで管理系の仕事に携わることになりました。

学んだテクニカルスキル

  • 総務系の業務知識
  • IPOに向けての基礎知識
  • 人事労務の基礎知識

社会人11年目〜現在 人事総務、法務、内部監査

概要

自分の力でどこまでできるのかを試したく、また、より社会貢献性の強い環境で働きたいと考え、2回目の転職をしました。この転職で一番学んだことは、環境に慣れると進化できないということです。転職して新たな学びを経験すると、前職では知らず知らずのうちに努力を怠っていたことを感じました。

学んだテクニカルスキル

  • 人事総務の深めの知識
  • 法務の深めの知識
  • 内部監査の基礎知識

まとめ

4月で社会人13年目になります。最初の3年で学んだテクニカルスキルは、ITスキルの面では有用ですが、自分のメインの武器とはなっていません。それよりも仕事に向き合う姿勢(ヒューマンスキル)は、最初の3年やその後の社会人生活で身につけたものが今でもピカピカに活きています。

ドラッカー先生が言うとおり、自らを陳腐化させることが競争優位を保つ秘訣です。テクニカルスキルは身につけた瞬間から陳腐化するものと捉えると、努力し続ける大切さがわかります。また、変化し続けることが大切であって、目先のスキルに囚われているようだと成長も見込まれません。

新卒で入社した時には十数年経ってこんな働き方をしているとは夢にも思っていませんでしたが、やりがいある仕事に挑戦できる日々に満足しています。

新人の頃の前向きに取り組む姿勢を忘れずに明日からも頑張りたいなと思った次第です。

嫌なことでも継続的にできるようにするコツ

僕の働く会社では、毎週月曜日の朝5分間は掃除の時間と決まっています。その時間を利用して、観葉植物に水をあげます。移転のときにお祝いで頂いた観葉植物たちは、1年以上が経った今でも1鉢を除いて元気に育っています。(枯れてしまった1鉢、すみません…)
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昔はどちらかと言うと物事をコツコツこなすことが苦手だったのですが、最近は意外と継続することができています。今日は継続が苦手な人でもコツコツできるコツをお話します。

ルーティン化していることにルーティンをくっつける

以前も書きましたが、コツコツ継続するためには、既にルーティン化していることにくっつけるのが一番手っ取り早いと思っています。例えば、以下のような感じです。

  • トイレに入ったら本を読む
    • 毎朝トイレに行くのが習慣の人は、自ずと本も読めますね。
  • 出勤しながら考える
    • 朝の表参道駅から会社までの時間は、電車で読んだ本の内容について考えるようにしています。必ず駅からオフィスまでは歩きますよね。
  • 帰宅しながら走る
    • 毎日家に帰らねばなりません。電車ではなく走るという手段を選ぶことで、強制的にランの練習につなげます。

夢を描いて妄想し、目標にブレークダウンする

いま継続していることが達成できれば、将来はこんなふうになっているはずと妄想します。大きな夢の場合は、短期的なマイルストーンを設定することで、現実へと近づけます。小さな達成感を積み重ねることで、夢に近づくことを実感できます。
僕の夢を一つ紹介しますと2年後のフルマラソンの3時間ぎりです。そのために今年1年では3時間10分を切ることを目標にしています。そのために目標をさらに細かくして1ヶ月に100km走る、そのために1週間に25km走る…とブレークダウンすることで、夢から現実的な目標へと細かく刻まれていきます。夢が現実に近づいてきました。

計測し、結果を振り返って自分を褒める

次は細かくした目標に対して、その成果を振り返ります。やりっ放しにするのではなく、定量的に振り返ることで自分の頑張りを見える化します。
先ほどのランの話で言えば、今週は頑張れたかなと1週間の終わりに振り返ります。無事25km走れた時には、頑張った自分へのご褒美としてビールを飲みます。(走っていなくても飲みますが…)
最近は平日の家飲みはしませんので、週末のビールがさらに美味しく感じます。
こうやって自分を褒めると来週も頑張れます。頑張った自分も好きになるので、より頑張れるようになります。

まとめ

春は新しい夢を描くにはぴったりの季節ですね。自分で立てた夢を達成するためにも、目標にブレークダウンし継続するコツを試してみてください。
人生は一度きり。大きな夢を描いて頑張りましょう!

「春風や闘志いだきて丘に立つ」

今週のお題「春になれば」

ワラーチとバランスボールによる肉体改善記録(1ヶ月目)

こんにちは!突然ですが、2年後にサブスリーを目指すことを宣言します‼︎
サブスリーとはフルマラソンで3時間を切ることです

この前のタイムが3:20:11だったので、1年間で10分ずつ縮める決意です。そのための手段として、従来の帰宅ランに加え二つの新しいトレーニング手法を取り入れたいと思います。

バランスボール

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会社の椅子として買って頂きました。最初はやはり違和感を感じていましたが、今ではすっかり慣れてきました。使った感想はこんな感じでした。

1日目

家に帰ると、太ももの張りを感じました。気持ちとしてはヨシヨシ、という感じです。

2日目

就業時間中に背中から腰にかけて痛みを感じました。1日目には感じなかった「痛み」ですね。明らかに背筋が鍛えられているのを感じました。

(土日を挟んで)3日目

背筋が継続的に痛かったです。無理をしてはいけないなと思いましたが、無理しました。

4日目

昨日までの痛みがウソのように消えました!身体の変化を感じました。ということで、今は順調に椅子として機能しています。


ワラーチ

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前職時代のランの先生に触発され、挑戦してみました。ワラーチとは簡潔に言えばサンダルです。正しい走り方を身に付けるためには必須のアイテムとのことですが…

一回目

自宅までの約7kmを走りましたが、最後はふくらはぎがパンパンでした。ふくらはぎの外側の筋肉(なんていうのかわからない)にこれまで経験したことのない痛みを覚えました。



そして、そこから2週間も痛みが続くとは…

2週間もの間全く走れず、東京マラソンにも間に合うのか⁉︎という状態でした。言うても結構走っている自負はあったのですが、ワラーチさんにまさかの完敗です。それだけ走り方が悪いということなのですが。

二回目(かなり時間をあけて昨日)

1ヶ月ぶりくらいに同じく家までの7kmを走ったのですが、軽い筋肉痛で治まっています。先ほども9km(今日はスニーカー)ほど走りましたが、平気です!
一回目で謎の筋肉が鍛えられたのかもしれません。最初に痛めてから無理をしなかったのが良かったようです。

まとめ

  • バランスボールは、3日我慢しましょう。
  • ワラーチはある程度鍛えてから挑戦しましょう。

今後もちょこちょこ近況を報告したいと思います。


ワラーチは東急ハンズ等で材料を買った手作りです。原価は3,000円程度でした。作り方はインターネッ上で丁寧に解説されております。